ブログを書こうと思っても書けない。。
こんな経験ありませんか?
それは、自分の頭の中の事が理解出来ていないからかも知れません。
大半の人は、学生を卒業すると、文章を書く事ってほぼないと思います。
世の中には文章だけで稼いでいる人は沢山いて、例えば作家やライター、ブロガーなどです。
僕はもともと理数系で、文章を書くのが得意ではありませんでした。
今でも得意だとは思っていませんが、、
このブログを始めてから沢山の事を考え、調べ、試行錯誤しながら記事を書いてきました。
最近気づいたのは、文章を書く事は「自分の頭の中の思い、考え」をしっかりと知る事が出来るという事です。
ブログを書く事は、自分自身を理解する事
ブログに限らず、文章を書いていると、自分の頭の中の事【自分自身】を理解する事ができます。
ブログを書こうと思ってパソコンと向き合うと、何から書いていいか分からなく、まったく進まない。
ブログが書けないという方って結構いると思います。
僕もよくそうなります。
なぜか?
それは、文章を書く事に慣れていないから。
もっと詳しく言うと、
頭の中が整理されていないからです。
会話ならいくらでも言葉が出てくるのに、文章は書けない。
会話は言葉です。
会話には表情やジェスチャー、イントネーションの要素も含まれています。
人は人と話す時、無意識に言葉以外の情報も読み取って、会話を成立させています。
その為、電話で話すより、直接顔を合わせて会話する方が楽ですよね?
会話と文章は違います。
文章には、言葉以外の情報はありません。
実際の会話を思い出してみて下さい。
それを文章に書き起こしてみると、結構意味分からない文章だったりすると思います。
「今日の晩ご飯どうする?」
「別にいいよ。」
こんな会話があったとします。
よくある会話だと思いますが、二人の関係と、言葉以外の情報(表情や声、仕草など)があって成り立つ会話です。
読者は、その関係性を知らないので、説明がなければ本当の意味を勘違いしてしまうかも知れません。
晩ご飯をどうする?とは、食べるかどうかなのか。
それとも何を食べるか?どこで?なのか、この文章だけでは分かりません。
別にいいよ。に対しても、様々な捉え方が出来ると思います。
食べよう、食べない、外で食べる、一人で食べる、などなど。
文章には理由と説明が必要です。
この文章を読む人は、二人の関係を知りません。
小説のように長編の文章であれば、また変わってきますが、ブログや短いコラムなどの場合は、文章に理由と説明を付け加える必要があります。
「今日の晩ご飯、ラーメン食べに行くって約束していたと思うけど、どうする?仕事忙しいんでしょ?」【説明】
「別にいいよ。今日は仕事も定時で上がれると思うから、約束通り行こう。」【理由】
これなら、初めて文章を読む読者にも、状況が伝わりますよね。
特に慣れた関係での会話は、理由と説明を省いて話してしまう事が多くなってしまいます。
言葉以外の情報で伝えられるからです。
読者は、そのストーリーの初心者です。
文章に理由と説明がないと、一気に理解しにくい文章になってしまいます。
実際に、思った事を書いてみると分かるのですが、頭の中で考えている事はめちゃくちゃです。
頭の中で整理されていない状態、という事ですね。
ブログが書けない場合の対処法
これは実際に僕もよくやる方法なのですが、頭で考えている事を、まずバーっと簡単に書いていき、台本を作ります。
タイトルや、〜の事。のような書き方でも大丈夫です。
以下は、僕がいつもやっているような台本の例です。
・タイトル = すらすらとブログを書く秘訣
・「見出し」頭を整理する。
何を考えていて、何を伝えたいのかを整理する。
・「見出し」参考例を書く。
2、3パターン程度の参考例を書く。
・「見出し」自分のやり方の説明。
よくやる方法とコツなどを書く。
・「見出し」そうする事でどうなるのかを書く。
ブログを書く事で、他の仕事にも役立つ能力が身に付く。私生活での気づきがある事などを説明する。
次にそれぞれの流れを考え、順番を入れ替えたり、足りないものを足したり、いらないものを削ったりします。
「が、しかし、すると、また、でも、だから、で」などの接続語でつながる文章であれば、おかしな文章にはならないと思います。
そうしている内に、こう気づくと思います。
書いている内容の事について、分かっているつもりだったけど、案外分かっていなかったな。
にわか知識の内容、曖昧にしか理解できていない内容の場合、なかなかブログが書けないと思います。
書いたとしても、「だと思います。いいと思います。」などの曖昧な言い方ばっかりで、「こうです。します。して下さい。」などハッキリと言い切る事が出来ない文章ばかりになってしまい、説得力のないブログになってしまいます。
言い切るには、しっかりとその内容を理解している必要がある為、他の人のサイトやブログを見たり、本や参考書を見て、情報を収集する必要があります。
そうする事で、物事を深く理解出来るようになり、専門的な知識を得ることもできます。
また、こういった段取りで文章を書く事で、頭の中が整理され、普段から考える事に慣れていきます。
僕はブログを書く事で、以前より自分の頭の中を整理する事ができるようになってきました。
本業で音楽講師をしているのですが、説明も以前より上手くなったと感じています。
まず自分の頭の中を整理し、伝える対象に合わせた言葉選び、そして会話に理由と説明を必ず入れるようにしたからです。
特に「頭の中を整理」する事が僕の中では効果適面でした。
「こんな感じで。だいたいで。適当に。」
こんな事を言う講師、先生は結構多いです。
これは、ちゃんと理解していないか、説明と理由を述べるのが面倒臭く、手抜きをしているかの二択です。
伝える相手との関係性によっては問題ないとは思いますが、決して丁寧な教え方、伝え方ではありませんよね。
僕はなるべくこういった伝え方はしないようにしています。
分からないことがあれば、自分で調べ、勉強しています。
人ではなく、言葉と向き合う事で、自分が本当はどんな事を考え、何をしたいのか、何を伝えたいのかを知る事が出来ます。【自分自身の理解】
そうする事で、人に伝わる良い文章にグッと近づきますよ。
もう一度言います。
会話と文章は違います。
ブログが書けない場合の対処法【まとめ】
手順1 ・ まず台本を作る。
手順2 ・ 頭の中を整理し、台本の修正をして、理解が足りない部分は情報収集をして勉強する。
手順3 ・ 読者はそのストーリーの初心者。という事を頭に入れ、理由と説明を入れた文章を書く。
この時に確信の部分で文章の「言い切り」が出来るように、手順2の段階で「情報収集と勉強」をしておく。理解が足りなければ、再度情報収集を行って下さい。
会話と文章は違いますので、自分自身をしっかりと理解して、頭の中を整理して下さい。
ただ、思った事全てを書いてしまうと、大事な部分が影に隠れてしまうので、【伝えたい事】は残し、必要のない部分は削る事も大事です。
アフィリエイトサイトなどで、商品を宣伝したい場合は、その商品のメリット、特徴、魅力、商品レビューなどが【伝えたい事】にあたります。
【伝えたい事】だけの文章ですと、押しが強いだけの文章になってしまうので、【伝えなくてもいい事】も前後にあると良いでしょう。
「すらすらとブログを書く秘訣」というタイトルの場合、例えば自分の使っているキーボードの事や、使っている机、朝起きる時間など。
伝えたいのは、ブログを書く手順や方法、秘訣なので、これらは本当に伝えたい事ではないですよね。
でもこれら【脇役】がいるからこそ、【主役】が引き立つのです。
アフィリエイトサイトだとデメリットや失敗例、その商品の応用テクニック、余談など。
「そもそもブログのネタがない。」という方は、記事のカテゴリーに対しての理解が足りないか、台本作りが出来ていないと思います。
SEO(キーワード)戦略の場合は、書きたい事ばかりが書けるわけではないと思います。
初めにキーワードの選定をしっかりとして、何を書いていくか最初に決め、それにそった記事を書いていきましょう。
何を書くか決まったら、後はリサーチ・情報収集をして書きまくります。
これ、めちゃくちゃしんどいですが、一番良い方法です。
知識、経験、ノウハウも身につくので、捉え様によっては一石二鳥ですね。
今日はここまで。